人の感情に流されてしまう

スポンサーリンク
adsense

どうも!ひつじかいです(*^^*)

夫婦関係に悩んでいる方や恋人がいる方、そうではない方にも参考になるかもしれないお話を自身の経験を踏まえて書いていきます。

※自身の経験に基づいていますが、後から思ったことなども加えますので、時系列がごちゃごちゃになるかもしれませんのでご了承願います。

前回「気づいたときには遅い」において、夫婦のすれ違いを防ぐには「自身の精神安定」が重要だと書きました。

仕事によって精神的に疲弊していたから夫婦関係が悪化したかというと根本的問題は仕事ではありません。

もっと深い私自身の「ネガティブ思考の癖」や「悲観的な性格」などから引き起こされた問題だと考えます。

物心ついたときから情緒不安定

私は幼稚園のときに転園しました。

転園した幼稚園では友達がなかなか出来ず、幼稚園に行くのが苦痛で仕方がなかったです。

小学生になってからも上手く人間関係を築けた記憶はありません。

小学校中学年からは「死にたい」「消えてなくなりたい」と考えることが多くなり、小学校5年生のときに父が他界してから「死にたい」気持ちがどんどん強くなっていきました。

実際には「死にたい」わけではなく「今の状況から逃げ出してしまいたい」というのが正しいと思います。

友達がなかなか出来ないから、父が早くに他界したから、担任の先生がひどい人だから・・・

周りの環境のせいにしてばかりいました。

中学生になると、思春期ということもあって何に不安を感じているのかもわからず、漠然とした悩みを抱えていました。

高校生になってからは、生徒会に入っていたためみんなから好かれるようにと自分を押し殺しすぎて限界でした。

大学では、新しい友達を一人も作りませんでした。

少し過去を遡るのに行数をつかってしまいましたが、0か100かという極端な人間であることがわかると思います。

人生上手くいかないのは周りの環境が悪いからと思いつつ、心の奥で「私なんか・・・」と自分自身を内から責めていました。

過去と向き合う

自己否定が強かったので、自己肯定感を高めるために、過去や自分自身の性質と向き合うことにしました。

「思考の癖」は、家庭環境や幼少期~の経験によって形成されると思います。

私の場合は、いわゆるアダルトチルドレン(AC)です。

私の父は、優しいときもありましたが、とても気分屋で何も悪いことをしていないのに怒られることがありました。亭主関白というか支配的な存在でした。

母は、それに対して従順で言い返すようなことはあまりありませんでした。

私達姉妹の前では一応夫婦仲を良く見せようとしていたのかもしれませんが、父がいるときの緊張感から夫婦仲が冷え切っていることは明らかでした。

詳細には書けませんが、父は好き放題していたので、母は相当苦労したと思います。

そして、たくさんの問題を残して父は私が小学5年生のときに急逝しました。

父が他界した後、母が大変そうなのを見て、あまり心配をかけないようにしようと良い子でいることを自分自身に求めました。

その結果、前段落の通り「みんなに好かれようとして限界を迎える」という・・・

それと児童期の最大のトラウマは、性被害に何度も遭っていることです。

性被害に遭った直後、父の他界によって、男性不信が急速に悪化しました。

性被害に遭ったら、現在はカウンセリングを受けさせるというのが主流ですが、当時はカウンセラーが在中している学校もほとんどなかったので、心の傷は癒えないまま大人になってしまいました。

性被害についてもまた別な記事で書いていきたいと思います。これは、過去に被害に遭った方や子育てしている方など多くの方に知ってほしいことです。

私の場合、性被害に遭ったことや家庭環境のこと学校で上手くいかないこと、これらは環境のせいと思いながらも、私がいけない子だから→良い子にならないと・・・という変換になりました。

過去と向き合っていると「私ってそんなにいけない子だったのかな?むしろ素直で良い子だったのに周りの大人や環境に左右されていたのではないか?」と思うようになりました。

そして、父に対する許せないという気持ちや母に対するなんで私の気持ちに気づいてくれないの?という気持ちも過去との向き合いで少しずつ整理することが出来ました。

性被害に遭ったことについて、今でも心が痛みますがそれによる衝動的行動というのは、ほとんどなくなりました。

自己肯定感を高める

自己肯定感を高めるには認知行動療法が1番効果的だと思います。

行動や情動の問題に加え,認知的な問題をも治療の標的とし,治療アプローチとしてこれまで実証的にその効果が確認されている行動的技法と認知的技法を効果的に組み合わせて用いることによって問題の改善を図ろうとする治療アプローチを総称して,認知行動療法という。


有斐閣 心理学辞典より

私は大学で心理学を専攻していたので、認知行動療法の存在は知っており、効果的だということも認識していました。(そこまで真面目に大学に行ってないので、専門的な知識はないです)

それなのに、実際に認知行動療法で自分のトラウマなどを解消するという考えには至りませんでした。

何度かカウンセリングを受けた経験があるのと大学の教授たちを見て、私が話したい、頼りたいと強く思う人はいませんでした。

私が思う良いカウンセラーについては、こちらの記事をご覧ください。

認知行動療法が良いものだと思えたのは、夫婦関係の修復をメインにコーチングしている方のコーチングを受けたからです。

このブログでは、コーチングの内容についてあまり触れることはないですが、コーチングを受けたいと思われる方がいましたら是非検索してみてください。

たくさんコーチングの先生がいらっしゃるので、自分の直感で選ぶのが良いと思います。

何故自分で選ぶのが良いかというと、責任の所在が明らかだからです。

人の紹介で良い結果が出れば、紹介してもらって良かったと思いますが、あまり良くなかった場合、紹介してくれた人の責任にしてしまうことがあります。

責任の所在を選んだ自分にすることによって、コーチングやカウンセリングにしっかり向き合うことが出来るようになると考えます。

少し話が飛躍してしまいましたが、認知行動療法は自身で行うことももちろん可能です。

自身の考え方を変えるのが目的の治療法なので、ワーク本もたくさん出ています。

インターネットで検索しても方法がたくさん見つかりますので、自己肯定感を高めたいという方は見てみてくださいね。

ちなみに簡単に言うと認知行動療法とは、自身の感情やそれに伴う行動などについてしっかり理解することだと思います。

理解することによって、「いつもの考え方の癖が出てしまったときにどのように行動するかということ」や「いつもの考え方の癖が出ないようにするにはどのようなことをすれば良いか」などを考えることが出来ますし、何よりもネガティブな自分をまず受け入れるということも出来るようになると思います。

何事も合う合わないがあるので自身に合う先生を見つけるか、これ!と思うワーク本などを見つけると良いと思います。

私が自分で意識していたことは、また今度書きたいと思います。

最後に

人の感情に流されてしまうのは、自己肯定感が低く、自分の意見を言うのが怖いからだと思います。

周りに合わせておけば、安心という集団心理も作用していることもあるでしょう。

それと、「自分は自分、人は人。」という切り離しが出来ていないのが人の感情に流されてしまう原因だと思います。

他にも、アダルトチルドレンの方は人の顔色を見て生きてきた場合が多いので、過去と向き合うことによって変わるでしょう。

過去の心の傷に囚われないように、なるべく早く自分の心を癒やすことに取り組むことをおすすめします。

それではまた(*^^*)

↓ブログ村に登録しました!良かったらアクセスお願いします。

にほんブログ村 家族ブログ 夫婦再構築へ
タイトルとURLをコピーしました