万年体調不良の原因とは?~身体の問題と心の問題~

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どうも、ひつじかいです(*^^*)

私は万年体調不良と言わんばかりに高校生くらいから体調が悪い日々を過ごしています。

何故体調が悪いのかもわからないし、病院に行っても問題ないと言われてしまい、ドクターショッピングをしてしまうこともありました。

色々な科に行っても治らないと心療内科を勧められて、最終的に心の問題だと言われることが多いです。

しかし、心療内科等で薬を処方されている人の中には薬が必要ない人もいるという見解を持つ精神科医もいます。

精神科医でありながら、薬は必要ないという本を書いている人がいます。(少数派なので、本屋さんに置かれているような本ではないです。)

薬は上手に使えばとても早く問題が解決しますが、本質的な問題を見逃してしまうこともあります。

何年も治らない「なんとなくの不調」が少しずつ良くなっている過程について、私の経験と私見などについてご紹介します。

※私にとって良かったものをご紹介しますので、万人に効くわけではないと思います。通院中の方は、ご自身で判断せずに医師にご相談することも忘れないでいただければと思います。

万年体調不良の原因

万年体調不良の原因は何なのかについて、悩み苦しんでいる人がたくさんいると思います。

私もその中の一人で、色々と模索して「私自身の万年体調不良の原因」の輪郭を把握することが出来ました。

万年体調不良の大きな原因は、食生活の乱れや運動不足などの生活習慣です。

生理が始まってから体の不調を感じるようになりました。

ストレスや他にも家族関係に色々と問題があったり、つらい出来事が重なったりして負の感情を抱くことが多くありました。

その結果、暴飲暴食をしたり、日の光を浴びることすら億劫になって運動不足になったりと悪循環な日々を過ごしました。

病院に行っても異常は見つからないと言われることが多くあって、最終的には心療内科を勧められます。

しかし、心療内科でも取り合ってもらえなかったり、安定剤などの薬を処方されるだけであったりして根本的な解決に至らないこともあります。

万年体調不良で悩んでいる人は心の問題と体の不調どちらが始まりかはわかりませんが、どちらも解決していかないと悪化する一方なのではないかと思います。

私の場合は、生理が初めてきて身体の変化が起きたときに突然の父の死によって心と身体どちらにも負担がかかりました。

今考えれば、うつ状態であったことは明確です。

ですから、私は身体の変化と心の傷どちらもが万年体調不良の原因だと言えます。

そして、その両方の対応が出来ないまま大人になったため年々体調不良は悪化して万年体調不良となったのだと考えます。

症状について

万年体調不良と言うくらいなので、その体調の悪さにも慣れてきます。

慣れてはいるものの年々体調不良度が悪化しており、

「私は何か重大な病気を抱えているのではないか」とすら考えるようになりました。

私が感じる体調不良の症状は主に下記の通りです。

体調不良の症状
  • 腹痛
  • 胃痛、吐き気
  • 頭痛
  • 眼精疲労
  • 喉の痛み
  • 顎関節症
  • 生理不順、不妊症
  • 睡眠不足、睡眠障害
  • 肩こり、背中の痛み
  • 腰痛、坐骨神経痛
  • 足首、足裏の痛み

この症状を治すために色々な科に行きました。

腹痛、胃痛、吐き気の原因

まずは、消化器内科へ行き胃カメラ検査をしました。

胃カメラ検査でわかったことは、慢性胃炎でピロリ菌がいるということです。

ピロリ菌の除菌をしてからは、以前ほど胃腸の調子が悪いと感じることはなくなりました。

しかし、数年経って大きなストレスを感じ始めた時に今までに感じたことのない胃腸の調子の悪さを感じました。

2度目の胃カメラ検査をしても異常はなく、機能性ディスペプシアと過敏性腸症候群の併発だと診断されました。

機能性ディスペプシアの定義
症状の原因となる器質的、全身性、代謝性疾患がないのにもかかわらず、慢性的に心窩部痛や胃もたれなどの心窩部を中心とする腹部症状を呈する疾患

日本消化器病学会ガイドライン 機能性ディスペプシア(FD)ガイドより
https://www.jsge.or.jp/guideline/disease/fd.html

過敏性腸症候群(英語表記irritable bowel syndromeの頭文字をとって「IBS」といいます)は、

お腹の痛みや調子がわるく、それと関連して便秘や下痢などのお通じの異常(排便回数や便の形の異常)が数ヵ月以上続く状態のときに最も考えられる病気です。

日本消化器病学会ガイドライン 過敏性腸症候群(IBS)ガイドより
https://www.jsge.or.jp/guideline/disease/ibs.html

今は食生活の改善により大分良くなっていますが、少し気を抜いたり、ストレスを感じると再発してしまいます。

再発したときは、食事を改めてストレスを解消すると期間はかかりますが改善します。

食生活についてはこちらをお読みください。

頭痛、眼精疲労の原因

頭痛と眼精疲労が酷く、顔面神経麻痺のような症状も出たことがあり、神経内科で頭のCTとMRIを別な病院で撮ってもらったことがあります。

2度とも異常はなく、片頭痛でもないことが分かったため、対症療法しか出来ないということになりました。

頭痛と眼精疲労のため、スマホやPCをあまり使わないようにしたり、肩こりなどを解消するために整体に通ったりもしました。

それでもなかなか改善しませんでしたが、顎関節症になって顎に配慮する生活をし始めたらほとんど改善しました。

喉の痛みの原因

喉の痛みは長い間悩まされており、現在も完治には至っていません。

しかし、原因は睡眠時無呼吸症候群によるいびきによって喉を傷めてしまっていることが大きいと思います。

こちらの記事をご覧頂ければと思います。

最近は鼻うがいを始めたら、喉と鼻の調子が良くなっています。

花粉症の時期には鼻うがいが欠かせないなと感じました。

※現在感染症が流行っているので、なんとなく鼻の手前にあるウイルスを奥に流し込んだら嫌だなと思い使用を少し控えています。

ちなみにサイナス・リンスキットを使用しています。

顎関節症の原因

顎関節症の原因は、睡眠時の歯ぎしりや普段の生活における食いしばり、噛み合わせ等だそうです。

元々顎の形に問題があることや、子どもの頃から固いものを食べられなくて顎の力が弱いということも関係があると思います。

歯科に通っていて、骨隆起がすごいと言われました。

私の場合は、下の歯の裏側に骨が隆起していてゴツゴツしています。

気になる方は、「骨隆起」で検索してみると画像が出てきますので見てみてください。

食いしばりがあるのだと自覚してすぐに顎がカクカクと音が鳴ることに気付き、顎がだるいなと思い始めました。

顎関節症に良いと言われるストレッチなど色々と自己流にやってきましたが、その場しのぎでしかないことに気付き歯科医に相談しました。

酷いなら、マウスピースしてみよう!と提案されて、現在約3か月ですが大分良くなってきています。

自身で調べたストレッチなどもしているので、マウスピースとストレッチの併用が顎関節症(初期~中期)には良いのではないかと思います。

顎が何度も外れるくらい重症の方は、手術などもあるそうなので自己判断せずに医師に相談した方が良いと思います。

噛み合わせの悪さも原因の可能性があるということで、現在歯列矯正を検討中です。

生理不順、不妊症の原因

私の場合は、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS:polycystic ovarian syndrome)という病態のため排卵が上手く起きていません。

排卵がなければ生理不順になりますし、不妊の原因にもなります。

今現在も生理不順に変わりありませんが、食生活等を変えて毎月出血は起きるようになりました。

しかし、無排卵月経だろうなという生理しか来ていないので自力で治すというのは難しいことなのだろうなと感じています。

参考にこちらの記事も読んでいただければと思います。

睡眠不足、睡眠障害の原因

長い間満足に睡眠を取れたことはありません。

長時間寝ても眠かったり、覚醒して眠れなかったり、途中覚醒してしまったり…

いつも慢性的な睡眠不足です。

睡眠が上手く取れない原因の一つとして、睡眠時無呼吸症候群がありました。

今より10キロ太っていたときに病院で検査をしたら、中等度の睡眠時無呼吸症候群だと判明して、CPAPでの治療をしてきました。

付けたまま眠れた時は、よく眠れた!と実感していましたが、痩せるにつれてマスクが合わなくなり、別なマスクに変えても気になってむしろ眠れなくなってしまいました。

私はだらしなくて面倒くさがりなので手入れすることもストレスに感じるようになりました。

そして、つい先日CPAP治療をやめました。

主治医に簡易検査を勧められて行ったのですが、以前とあまり変わりない結果だと思うと言われました。

しかし、検査のときは検査器具が気になっていつも眠れないので本当に結果通りなのかはわかりません。

スマートウォッチ(最近使えなくなってしまいましたが…)の結果は良くなっていたし、体感としてCPAPを付けて眠れたときよりも今の方がよく眠れていると思ったのでやめると決断しました。

晴れて…?というわけではないですが、CPAPを2年で卒業することになりました。

肩こり、背中の痛み、腰痛、坐骨神経痛、足首、足裏の痛みの原因

長い間、全身のあらゆる部分が痛くて日常生活を送るのもつらい時期がありました。

整形外科にいっても湿布と飲み薬しか処方されず、慢性的な痛みが良くなることはありませんでした。

どうしても我慢できなくなり、近くの接骨院に行ってみました。

はじめは週に何回か、次第に週一回になり、月一回…と間隔を空けて通い続けました。

通うにつれて身体の痛みがほとんどなくなり、今はたまにメンテナンスで通うだけで問題ない状態になりました。

自分自身で出来るストレッチやマッサージも定期的にしているため、少し痛いなと感じた時点で身体の調子を整えられます。

身体の痛みがあると何もかもやりたくなくなるので、まずは接骨院等に通われると良いと思います。

身体の歪みがあると様々な部位、内臓にも負担をかけることがあると接骨院の先生に教えてもらいました。

背中の調子を整えることによって、自律神経を整えることが出来るそうです。

「嘘でしょ…」と思っていましたが、背中の調子を整えてから睡眠の質や胃腸の調子等が良くなりました。

万年体調不良だと思う方はまず最初に身体の歪み、特に背中の調子を整えることをおすすめします。

そして、通われるなら根本原因を突き止めてくれる接骨院・整骨院が良いでしょう。

痛いところを揉むだけのマッサージでは改善しない可能性が高いので、お気を付けください。

料金もマッサージより安い場合があるので、連絡して確認して通われると良いでしょう。

心の問題

あらゆる部分に不調を抱えていることを相談すると高確率で「心の問題」だと言われて根本的原因にたどり着けないことがあります。

「これ以上治療しても治らないなら、心療内科に通ってください」

この言葉は医師から何度言われたことか…

おかげで私は一生治らないんだと悲観的になって、より一層心を病みました。

心療内科を勧められて行ってみても、

「もう少し様子見てみたら?頑張ってみよう」

と追い込まれるようなことしか言われませんでした。

正直人生に絶望しか感じられなかったので、人生を終わらせようと何度も思いましたが、理性に勝って生きる道を探し続けました。

こんな時、私はだらしなくて面倒くさがりで良かったと思います。

話しは変わりますが、鋼の錬金術師に出てくるスロウス(怠惰のホムンクルス)をご存じですか?

口癖が「めんどくせぇ」で、「死ぬのもめんどくせぇ、ああ…生きるのもめんどくせぇ…。」と言って最後消滅します。

よく心の中にスロウスが出てくるのですが、死ぬのも生きるのも面倒なら生きてみようかなって思えるんですよね。

極度の面倒くさがりだからこそ生きていられるのだなと今は思います。

話しは戻ります。

心療内科でも私の心は救われないならどうしたら良いのだろうと思い続けていましたが、心のどこかでは解決策に気付いていました。

それは、つらい状況から逃げることです。

夫との離婚問題があり、コーチングを受けてから逃げようという気持ちは強くなりました。

夫から離婚と言われなかったら、何も行動出来なかったでしょう。

逃げる第一歩として、仕事を辞めることにしました。

夫との関係は悪い状態でしたが、辞めることを決意して、退職間近に夫婦関係修復しました。

退職理由は進学でしたが、そんな体力も精神力も残ってなくて今もパートをしながら主婦をしています。

私は社会から、人間関係から、生まれ育った土地から、家族からも逃げて生きることを選びました。

結婚の時に生まれ育った土地と実家の家族から、退職して社会と人間関係から離れることになったので段階的に逃げています。

逃げないで生きることも大事ですが、それで自分の心をなくしてしまったら元も子もないと思います。

全部から逃げなくても良いので逃げられるものがあるのなら、一つずつ離れてみましょう。

現在(2020.9月)の状況

現在大きな不調というのはないです。

強いて言うなら、顎関節症はなかなか良くならず、日々ストレッチなどを欠かさないようにしています。

生理不順も質は変わっていると思いますが、一般的な生理周期にはなれていないし、排卵も起きている様子はありません。

睡眠は以前より取れているし、身体の痛みも少ないです。

約2年の成果としては、良い状況だと思っています。

万年体調不良が良くなってきたのは、接骨院に通い始めてからです。

つらい方は、まず人の手を借りて改善させましょう。

平行して食生活の改善もしていければより良いと思います。

心の問題もタイミングで手放せること逃げられることからは距離を置きましょう。

最後に

今回も長い記事になってしまいました。

体調が悪いと心を病むし、心を病むと体調も悪くなる。

表裏一体という表現が合っているのかわかりませんが、心と身体は通じていると考えます。

自分自身を何よりも大切にして、心から笑える生活を送れる人が一人でも多くなりますように。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

それでは、また(*^^*)

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