多嚢胞性卵巣症候群改善のためにしてること

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どうも、ひつじかいです(*^^*)

普段は、夫婦関係修復(再構築)への道のりや体質改善についての記事をメインに書いています。

現在不妊治療をお休みして、減量のために食事を変えたり、軽い運動をしたり、身体に良さそうなことなら何でも試すようにしています。

これで多嚢胞性卵巣症候群も治れば…と思うような民間療法もやってみているので現時点での効果についてまとめます。

画像は子宝に恵まれますようにという願いを込めて子犬にしました(*^^*)

多嚢胞性卵巣症候群とは?

多嚢胞性卵巣症候群(以下、PCOS)は、若い女性に多く、不妊の原因になっている場合もあります。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS:polycystic ovarian syndrome)とは、若い女性の排卵障害では多くみられる疾患で、卵胞が発育するのに時間がかかってなかなか排卵しない疾患です。自覚症状としては、(1)月経周期が35日以上(2)月経が以前は順調だったのに現在は不規則(3)にきびが多い(4)やや毛深い(5)肥満などです。PCOSでは、超音波で卵巣をみると10mmくらいの同じような大きさの卵胞がたくさんできて卵巣の外側に1列に並び、なかなかそれ以上大きくならないことが特徴で、ネックレスサインと呼ばれます。

聖マリアンナ医科大学病院 生殖医療センター(https://www.marianna-u.ac.jp/hospital/reproduction/feature/case/case03.html)

私の場合は中学生の頃から生理不順になり、いつからか毛が濃くなったな…という感じです。

超音波で卵巣を診てもらうとネックレスサインがしっかり出ていて、血液検査においてもPCOSと認められると診断されました。

不妊治療をしている人の中にもPCOSの方は多く、芸能人の方でも同病態で治療されてる方がいらっしゃいますね。

多嚢胞性卵巣症候群の原因

まだ、原因は明らかにされていないと言っても良い情報量です。

どうして排卵がうまく行われないかというと、卵巣内の男性ホルモンが多いことが原因といわれています。自覚症状の(3)や(4)は男性ホルモンが高いことによる症状です。男性ホルモンを高くさせている原因は、脳から出ているLH(黄体化ホルモン)と血糖値を下げるインスリンというホルモンの作用です。それらが正常より強く卵巣に作用していて男性ホルモンが局所的に上がっていると考えられています。ですからPCOSの方は、生理中の血液検査で脳から出るゴナトロピン(LHとFSHのこと)をはかるとLHがFSH(卵胞刺激ホルモン)より高くなるという特徴があります。また、血中の男性ホルモンの値も軽く上昇していることがあります。

聖マリアンナ医科大学病院 生殖医療センター(https://www.marianna-u.ac.jp/hospital/reproduction/feature/case/case03.html)

糖尿病の治療法も今と昔じゃ異なるので、PCOSも、同じように治療法は模索されているというところでしょうか。

直接的な原因は、未だ解明されていないということです。

多嚢胞性卵巣症候群の治療法

完治するというような治療法は、見つかっていないのが事実です。

手術によって妊娠しやすくなる場合もあるという見解の医師もいますが、手術は勧めないという医師も多いそうです。

私がかかっている医師は、手術は勧めない派のため薬を処方されていました。

インスリン分泌がPCOSの原因ではないかと考えられているので、糖尿病患者に処方される薬(メトホルミン,メトフォルミン)を3食後に飲んでいました。

自発的な排卵というのはないので、排卵誘発剤(クロミッド)を服用し、卵胞が育たなければhMG製剤を一日置きくらいに注射してもらって卵胞を育てていました。

それなりに卵胞が育ったら、hCG製剤を注射してもらって排卵を促し、タイミングを取るという流れです。

タイミング法が上手くいかなければ、人工授精、体外受精へとステップアップしていきます。

PCOSを治すという治療法が見つかってくれれば、自然妊娠も望めるのに…と考えますが現時点では難しいことだと思います。

しかし、PCOSの方でも自然妊娠する場合もあるそうなので、絶対に無理だと諦めるのはまだ早いですよね。

改善のために変えたこと

多嚢胞性卵巣症候群は、インスリン抵抗性が大きく関わっているのではないかと考えられているため、糖尿病患者向けの知識が役に立つのではないかと考えました。

私の父親は、48歳で急死しましたが糖尿病や他の病気で入退院を繰り返していました。

退院して自宅で食事をするときは、母が徹底的に食事管理をして、父一人だけその食事は可哀想だからと私たち家族も一緒に糖尿病治療食を食べていました。

当時を思い出して、摂生した食事をしています。

しかし、20年近く前の糖尿病治療食の知識は今の医学から遅れた内容かもしれないと思い、本屋さんを巡りました。

昔と変わらないような3食食べるけど、塩分や糖分油等の量がきっちり決まっていて、運動をしましょう!という内容のものやとにかく糖質制限!という内容のもの、これを食べると糖尿病に効く!というもの様々な内容の本がありました。

そして、たどり着いた本が「トロント最高の医師が教える 世界最新の太らないカラダ 」です。

簡単に言うと、インスリンは何か食べれば分泌されるので口に水やお茶、コーヒー以外何も入れない時間を長くすればインスリンの分泌は減り、体重も減るというものです。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。

私は穿った見方しか出来ないので、この内容が絶対的に正しいとは思いません。

ただ、3食食べなさいというのには疑問を持っていたので、実践してみてどのような結果になるかやるだけやってみようと思いました。

本では、何を食べてもインスリンは分泌されるということや摂取しない方が良いものについても書かれています。

何を食べてもインスリンが分泌されるなら、食べるときは何を食べても良いよねと考える人もいるかもしれませんが、私はこの本の手法に他の本に書かれているような糖尿病に良いとされる事を組み合わせることにしました。

食事編

これから挙げる内容を全部すぐに実行するとなるとストレスに感じてしまうこともあるかもしれません。

もし、私の食習慣を参考にしていただけるということなら、取り掛かりやすいものから取り掛かっていただければ良いと思います。

減量が目的なら、食事回数を減らすことから始めると良いでしょうし、食事の質を上げるとしたら食事内容を参考にしていただければ幸いです。

1日の食事回数を減らす

メトフォルミンを服用していたときは、3食後に薬を飲まなければいけないという気持ちがあったので3食しっかりと食べていました。

今は、24時間何も食べない日を週に3日は作っています。

女性は生理があるため、無理に食事の回数を減らすのは良くないかもしれません。

私はそもそも生理が来ないので、やれることをやりたく少し過剰にやってるので様子をみて実践していただければ良いかなと思います。

24時間食べない日じゃなくても1日2食までしか食べません。

友人と会う日などはティータイムにケーキを食べたりもしますが、普段は間食もしません。

栄養を考えた食事にする

以前は、取り合えずお腹を満たすということしか考えていませんでした。

現在は、栄養が摂れるような食事内容にしています。

そして、毎日同じものは食べない、同じものを過剰に食べ過ぎないことも心掛けています。

アレルギー体質なので、食べ過ぎてアレルギー反応があると怖いので、身体に良いものでも食べない日を作っています。

食材にもこだわるようになったので、こちらの記事もご覧ください。

リンゴ酢(りんご酢)を飲む

リンゴ酢に関しては「トロント最高の医師が教える 世界最新の太らないカラダ 」 にも飲むと良いということが書かれてありました。

そして、PCOSにも良いという研究結果もあります。

穿った考え方ですが、PCOSにも効くという研究結果は、とある食品会社の品物を使っているので忖度があるのかなとも考えます。

それに、医師でもリンゴ酢なんて効かないという見解を持っている人がいるので、正直なところリンゴ酢が効くかはわかりません。

ただ、お酢は身体に良いと糖尿病にも良いのではないかと昔から言われているので、物は試し精神で飲用しています。

研究に使われたリンゴ酢は甘味料が入っていたみたいですが、私はなるべく糖分を摂りたくないので、純リンゴ酢を選んでいます。

最近は、海外のオーガニックな酵母が入っている濁ったタイプのリンゴ酢をネットで買っています。

Bragg オーガニック アップルサイダービネガーは、個人的に飲みやすいですが個体差があるそうなので、お試しで飲んでみると良いかもしれませんね。

甘味料、添加物が入っている食品は極力避ける

完全に排除することは出来ませんが、甘味料(砂糖、人工甘味料など)や添加物がたくさん入っているものは摂らないようにしています。

たまにはお菓子やケーキも食べますが、積極的に食べようとは思いません。

以前は加工肉(ハムやベーコン、ソーセージなど)を常備していましたが、現在はほとんど買うことがなくなりました。

買うとしても完全に無添加のものか、せいぜい無塩せきのものを選んでいます。

ソーセージはひき肉とハーブやスパイスがあれば、皮なしで良ければば簡単に作れるので、自身で作ることもあります。

運動編(体を整える)

正直言って運動はしていません。

した方が良いだろうなと思いながら、今の内容は不十分だと感じています。

ただ、今まで万年体調不良だった人間が急に運動を始めるのも危険だと考えているので、今現在の私が出来ていることをご紹介します。

整体に通う

数年前、トラックに後ろから玉突きで追突されてから、腰痛や足の痛みを感じるようになりました。

運動不足やオフィスワークでずっと座っていることも要因だと思いますが、少しでも運動するとどこかが痛くなるというような状態です。

自分自身ではどうにもできなかったので、近所の接骨院に通うことにしました。

たまたま腕の良い先生がいて、いつも感じていた背中や腰、足の違和感は少しずつ良くなってきました。

今も月に1回程度メンテナンスのために通っていますが、痛くて痛くて動けないということはないです。

睡眠の質を上げる

万年体調不良だったので、満足に眠れない日々を何年も過ごしました。

寝ても覚めても疲れが取れないし、睡眠に良いと言われることをしても何も良くならなかったです。

まず、疑ったのは「睡眠時無呼吸症候群」でした。

病院で検査をして、中等度の睡眠時無呼吸症候群だと診断を受けました。

1年半近くCPAPを付けて寝るという治療をしています。

痩せれば治療が必要なくなる場合もあるらしいですが、生まれ持った骨格的に一生付き合わなければいけない可能性が高いとのことです。

いびきがうるさいと言われる方は、簡易検査をまず受けてみると良いと思います。

睡眠時無呼吸症候群についてはこちらの記事をご覧ください。

CPAPを付けても睡眠が満足に取れた感覚がありませんでした。

眼精疲労もあったので、眼科にも行きました。

ドライアイとアレルギー症状が出ているとのことで、毎日目薬をさしています。

それでも睡眠の質が上がっている感覚がない…

どうしたら良いのかなと思っていましたが、プチ断食を始めて半年くらいでなんだか前より眠れてるかもしれないし、疲れも感じにくくなってきたなと思いました。

色々と調べると「脂肪肝」は、慢性的な疲労感を引き起こすという情報にたどり着きました。

健康診断の血液検査、CTで非アルコール性の脂肪肝(NASH)だと診断されています。

特に気にせずに生活していましたし、生活指導も大して受けたことはありません。

数値的にはそこまでではなかったため、経過観察となったのかと思います。

脂肪肝は、一度なったら治らないというわけではないので、生活改善によって快方に向かうことがあるそうです。

恐らく、食生活を改善したために脂肪肝も少しずつ良くなっているのでないかと考えます。

実際、まだ健診をしていないので、健診をして血液検査に変化があったらご報告します。

近所のショッピングセンターで血管年齢の検査をするといつも良くてDで、基本Eだったのがこのように良くなっているので体内に何かしらの良い影響があったのではないかと思います。

睡眠の質を上げるにも体の中から変わらないといけない方もいます。

眠れなくなってまだ1ヶ月という人と半年、1年という人とでは対処方法が異なると思いますので、ヒントにしていただければと思います。

睡眠の質を上げるには
  • 睡眠時無呼吸症候群を疑う
  • 眼精疲労を疑う
  • 脂肪肝を疑う
  • 軽い運動を夕方にして疲れさせる
  • お風呂に浸かる

他にも精神的な原因による場合は、ストレスの要因を排除することをまず考えて、太陽の光を出来るだけ浴びるようにするなどといった対処方法もあると思います。

私は、生活習慣と薬の多量服用による脂肪肝が一番の原因だったのではないかと考えます。

しかし、そうなったのはストレスからなので、ストレス軽減→食生活の改善が良いと思います。

ストレッチをする

まだまだ運動をバリバリ出来るほどの体調ではないですが、ストレッチはなるべくするようにしています。

背中の調子が良くないと眠れなくなるので、整体で整えてもらったバランスを維持するためにも朝、夕とストレッチを心掛けています。

ストレッチをするときは、身体が温まっている状態で、クラシックなどの落ち着く曲を聴きながらゆったりとした気分でやります。

睡眠の質にも繋がると思うので、なるべくストレッチを取り入れたいです。

ストレッチの内容は、背中や腰を伸ばすものと肩首周りをほぐすものが多いですが、ご自身に合う内容のものを数種類無理のない範囲でやられると良いと思います。

最後に

今回ご紹介した私のやっていることは、ほんの一例でしかありません。

合う人合わない人がいますし、今は合っていてもいずれ合わなくなるなんてこともあります。

「こうでなければ!こうしなければ!」と考えてやるのは、自分自身を追い込んでストレスになることもありますので、ゆる~く続けられることを1つでも良いので見つけられると良いと思います。

もちろんやめたいときにやめても良いという流動性を持ってて大丈夫です。

自分が決めることを信じて続けてみましょう。もし、助言があったらそれはそれで信じたいと思ったら信じても良いと思います。

無理なく一緒に健康になってくれる方がいたら嬉しいです。

それでは、また(*^^*)

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