どうも、ひつじかいです(*^^*)
普段は、夫婦関係修復(再構築)への道のりや体質改善についての記事をメインで書いています。
今回は、愛され上手になるための方法です。
夫婦関係においても、人間関係においても受け取り上手な人は愛されます。
普段の生活から受け取り上手になることで、夫婦関係が潤滑になり、円満になる可能性がありますよ♪
どのように受け取り上手になるかについてまとめていきます。
受け取り上手な人とは?
良い意味で遠慮をしない人が受け取り上手です。
受け取り上手ではない(良くない)例
受け取り上手とは言えない行動について例を挙げます。
例)会社の場合
仕事がなかなか終わらない時に、
「何か手伝えることはある?」
「これやるよ~!」
と声を掛けてくれた同僚や上司に対して、
「申し訳ないです。自分でやります」
「大丈夫です。本当に大丈夫ですから!」
などと遠慮してしまうことがあります。
当人としては、自分の仕事を終わらせられないのが悪いから申し訳ないという気持ちが強いかもしれません。
例)好意ある相手との食事後の場合
昔よりは食事代は男が払うものだという風潮は少なくなりました。
私はどちらかというと割り勘の方が気持ちが楽なのですが、相手によっては奢りたいという人もいるでしょう。
そんな場面での行動です。
「ここは俺が出すから良いよ」
「でも、私も払います!!」
「本当に良いから、財布しまって」
「奢ってもらうのは得意ではないので、私にも出させてください!」
男性によっては、奢ると言っても財布を出すそぶりはして欲しいと言う人もいますが、奢られたくない(借りを作りたくない意識が高すぎる)のも引いてしまいます。
それを逆手に取って、好きでもない男性には奢らせないようにすることもありますが…
(そもそも好意がないなら二人きりでの食事は避けるべきですね)
ここまでの例は、わかりやすい定番の話だと思います。
それでは、夫婦関係における受け取り上手とはどのような行動になるでしょうか。
例)夫婦での家事分担の場合
家事を分担している夫婦もいるでしょうし、分担せずにどちらかの負担が大きいという夫婦もいると思います。
パートナーが家事をしてくれたら嬉しいですよね?
その時の行動です。
今日は、私が料理を作りました。
料理の担当は私です。
洗い物は夫の担当ですが、なかなか洗い物をしてくれません。
「ねぇ、いつ洗い物するの?」
ときつめに言ったら、夫は洗い物を始めました。
この行動は、受け取り上手の以前に支配的な言動で相手を動かしているので、少しずつ夫婦関係を壊してしまいます。
人それぞれタイミングというものがありますので待ちましょう。
もし、自分に余裕があって洗い物をしたい気分なら代わりにするのもありです。
人間なので、今日はやりたくない気分ということもお互いにありますから補い合えるところは補い合いましょう。
では、受け取り上手な場合どのように行動するか…
まず、家事の完全分担は現実的に難しいです。
気分以外にも体調だったり、用事だったりで分担を守れないこともあると思います。
ルールや決まりを作ってしまうとがんじがらめになってしまい窮屈に感じてしまうこともあります。
お互いがお互いを守るために厳しいルールや決まりを作ることはおすすめできません。
一番良いのは、お互いが家事全般出来るということです。
もし、片方が出来ないことが多いのであれば出来ることを多めにやってもらいましょう。
そして、出来ないことも少しずつ出来るように促すことが重要になります。
受け取り上手(良い)の例
それでは良い例です。
例)夫婦での家事分担の場合
①分担制
今日は、私が料理を作りました。
料理の担当は私です。
洗い物は夫の担当ですが、なかなか洗い物をしてくれません。
「今日は私が洗い物するからゆっくりしてていいよ~。明日はよろしくね」
担当制ということに縛られず行動することにより、相手も今度は自分が何かしてあげたいと思うかもしれません。
もし、やってくれてラッキーと相手任せになるようなパートナーなら別なアプローチが良いと考えます。
恩着せがましくならないようにするのがポイントです。
②分担はなし
今日は、私が料理を作りました。
特に分担はないので、私が洗い物をします。
夫は洗濯物を畳んで、お風呂の準備をしてくれました。
私「洗濯物とお風呂ありがとうね」
夫「料理作ってくれてありがとうね」
お互いにありがとうという言葉を言い合いました。
お互いが家事をしているので、ありがとうなんて言わなくてもいいと考える方もいるかもしれません。
それでも「ありがとう」という言葉は、かける側もかけられる側も気持ちが良いものです。
日々の感謝が夫婦の関係性を良くしてくれます。
③私たち夫婦の場合
今日は、私が料理を作りました。
夫は料理が苦手なので、私が基本的に食事の用意をします。
私は、パートでしか働いていないので、洗い物も私がするべきだと思っていますが洗い物があまり好きではありません。
ダラダラして洗い物を先送りにしていると夫が何も言わず洗い物をしてくれました。
「洗い物してくれたの?ありがとう。本当にいつも色々やってくれてありがとう。大好き」
夫は文句も言わず「俺は何も家事してないからいいんだよ」と言います。
私の夫だからということもあるかもしれませんが、進んで家事をやってくれます。
私の夫は、元々家事が出来る人ということと精神が安定しているから…ということは大きいかもしれません。
ただ、この関係性まで持ってくるのには時間がかかりました。
受け取り上手な受け答えとは
付き合った当初のラブラブな期間(約2年)に喧嘩をしながらお互いの価値観のすり合わせをしました。
付き合って3年目からは穏やかな恋人期間でした。
4年付き合って結婚してからも穏やかな期間はありましたが、徐々に狂って離婚危機へ。
夫婦関係修復(再構築)後もお互いに気を遣いあっていました。
当初は「ありがとう」より「ごめん、すみません」が多かったです。
私が罪悪感を植え付けるような言動をしていたので、私の顔色を伺うばかりでした。
「ごめん」、「すみません」
と言われるたびに
「全然!気にしなくていいよ!」
と言い続けました。
ある時、
「ごめんとかすみませんとかって言われるより、ありがとうって言われる方が嬉しいな」
と話しました。
それから、夫が意識して「ありがとう」という言葉を使ってくれるようになりました。
受け取り上手な人は感謝が多い
何でも自分で完結させてしまう人や、人の好意を無下にしてしまう人は「人に弱みを見せたくない」や「人に借りを作りたくない」と考えている場合が多いかと思います。
では、受け取り上手な人はどうでしょうか。
適度に人を頼り、自分一人で解決しようとしない、損得勘定で動かないという人が多いです。
人の助けを借りる人の中にも受け取り上手ではない人がいます。
誰かに何かしてもらっても、感謝の表現が薄いことやむしろありがた迷惑だというような態度を取ってしまう人は、受け取り上手とは言えないです。
受け取り上手な人は、与えてくれた人を気持ちよくさせます。
「ありがとう」
「うれしい」
「助かる」
感謝の言葉は直接的な言葉で良いので、たくさんの種類を持っていると良いと思います。
もちろん上辺の言葉だけではなく、心からの感謝が必要です。
そして、その感謝を言葉と表情でしっかりと相手に伝える。
感謝を伝えられた相手は、とても気持ちの良い気分になりますし、自己肯定感や自己効力感も生まれます。
人から何かを与えられたら、しっかり受け取るということをするだけで、自分も周りも気持ちよく生きられます。
与えられたことに対して、罪悪感や申し訳なさ、借りを作ってしまった…という気持ちは抱かないことが「受け取り上手は愛され上手」に繋がります。
まずは、小さな「ありがとう」を見つけることから始めましょう。
夫婦間における感謝の表し方
夫婦、家族での感謝の表し方は、シンプルかつ根本的な考え方が必要です。
シンプルに言葉で伝える
夫婦なら、言葉で言わなくても伝わるだろうと考えている人もいるかもしれません。
いやいや、夫婦だからこそ(家族だからこそ)わかりきっているかもしれないけど、言葉で伝えることが大事です。
夫婦のすれ違いは、言葉足らずが起因だと思います。
しっかり言葉を交わせていれば、避けられることもあります。
「ありがとう」と感謝を示すことによって、話が始まるということもあるかもしれません。
夫婦なら、言葉で感謝を表現し、表情や行動でも感謝を伝えましょう。
毎日一緒にいることが何年も続くとそれが日常で、当たり前だと慣れてしまいます。
生きていることに感謝する
慣れというのは、怖いです。
毎日生きていて毎日同じなんてことはないはずなのに、いつもと同じ明日が絶対に来ると思い込んでしまう。
人間生きていれば、突然日常と思われていた日々を奪われることもあります。
一日一日を大切に、一緒にいられることに感謝して生きていきたいですね。
私は、頭ではわかっていても一日一日を大切に生きることが出来ていませんでした。
大切な人たちの死から生を学んで、後悔しないように生きたいと思っていたのに、夫との関係に亀裂を作ってしまった。
夫との関係が悪化したことによって、夫や家族と過ごす時間がどれほど大切なものかと再認識させられました。
何度も何度も軌道修正しながら、一日を大切に生きる方法が変わっています。
きっとこのブログを読んでいる方は、過去に後悔しているのではないかと思います。
何度失敗しても、軌道修正しても良いと思うので、一日一日を大切に生きていきましょう。
言葉だけの感謝は、大きな効力を発揮しないので、根本的な「今ここにこうして生きている」ということに感謝です。
もし、生きるのがつらいなら、誰かに頼って人のやさしさに触れるのも良いと思います。
最後に
「受け取り上手は愛され上手」というのは、「感謝を表すのが上手なら愛される」とも言い換えられます。
好意的な行動を無下にしない、当たり前と思わないということで、相手の受け取り方も変わります。
夫婦間にしても職場にしても友人関係にしても然りです。
自分のためにも周りのためにも受け取り上手な愛される人になりましょう。
それでは、また(*^^*)