どうも!ひつじかいです(*^^*)
夫婦関係がギクシャクしている時は、夫の愛情を感じられない・・・なんてこともありますよね。
ラブラブな新婚時代は「愛されてる♡」と思えるのに、少しずつ「本当に私のことを愛してるの?」と不安になってしまうなんてこともあると思います。
私が感じたささいな夫の愛情サインをご紹介します。
新婚当初は毎日愛情を感じていた
平成26年1月に結婚した私は、地元から車で(当時)2時間半かかる場所に引っ越しました。
一人暮らしをしたことがなかったため、家事スキルは低いし、友だちや知り合いはいない土地だし、不安で高熱を出すほどでした。
そんな私を心配して、夫は仕事が忙しくても仕事を持ち帰って早めに帰ってきてくれていました。
数ヶ月間は新婚のラブラブな期間を過ごしましたが、5月から仕事を始めてから少しずつすれ違いの生活に・・・
すれ違いの生活ながら慣れない仕事をして疲れている私を夫はいつも優しく励ましてくれていました。
愚痴を聞いてくれたり、抱きしめてくれたり・・・
今思えば、本当に優しくしてくれていたなと思います。
先に愛情が薄れていったのは私だった
新卒で働いた会社は先進的な会社だったのに対して、結婚後就職したところは「古き良き時代()」というような組織でした。
「私にはここは合わない」
と直感的に思ったにも関わらず、早く働かなければという気持ちが強く就職することにしました。
結果としては良い出会いもあったし、知識を身につけることも出来たので、就職して良かったと思いますが、私たち夫婦にとって試練の火種になるなんて思ってもみなかったです。
仕事に慣れるために私は無理をしていました。
子どもの頃からの癖で自分よりも周りを優先させてしまい自分の首を締めて八方塞がりでした。
外では無理してでも笑顔を作っていましたが、家に帰るともう笑えない。
そんな日が続きました。
「こんな風に家で笑えなくなったのは、父親が亡くなってからの何年かと高校生の人間関係に悩んだ時、大学生の頃家庭の問題や大切な人の死が一気に降り掛かった時以来か・・・。もう駄目だな」
毎日死にたい衝動に駆られていました。
「私が不出来だから駄目なんだ。私が弱いから駄目なんだ。いっその事早くこの世から消えてしまいたい」
客観的に見ると、うつ状態で何かきっかけがあればふっと落ちていってしまうような危うい精神状態だったと思います。
話は変わりますが、橋や高いビル、駅などにいると無意識的に引っ張られる感覚になったことがありますか?
私が初めて引っ張られそうになったのは、中学生の時でした。
自死する人もいると言われている橋の上を歩いていたら、どんどん橋下にある川に吸い込まれるような感覚になりました。
友だちに話しかけられて我に返りましたが、その時も「もう駄目だな」と思っていました。
この心境になったら、家で完全に笑えなくなるんだったな。と気付いていたのに「逃げることが怖くて」何も出来なかったです。
ブラック企業を辞められない人の気持ちはよくわかります。
精神的に追い詰められると笑顔になれないし、家族に優しく出来なくなってしまうのを昔から繰り返してしまっているのに、結婚してからも同じことをしてしまいました。
これは、私自身の最大の課題でした。
夫を愛してはいるし、感謝もしているけど優しく出来ない。
なんなら、結婚して知らない土地に引っ越すことになったからこんな目に遭っているんだと考えてしまうくらいでした。
愛情表現が薄れてしまっていたのは、私でした。
夫の優しさ
どんなに笑顔がなくなろうが私を気遣ってくれていました。
その優しさにさえも応えられなくなってひどい言葉を投げかけてしまうことが何回もありましたが、それでも「俺が悪いから」と私を責めることはせず見守ってくれていました。
そんな夫の優しさに私は甘えていたんです。
夫の優しさを無下にしながら、少しずつ心が回復してきたときに夫が私に対して距離を取るようになりました。
「もう一人で大丈夫だよね?」
と言わんばかりに突き放され、離婚して欲しいと・・・
私は夫の優しさに見向きもせず自分が可哀想だと、ただただ悲観的になるばかりの大馬鹿者でした。
「離婚?なんでそんなこと言うの?」
と一瞬気を失いそうになりましたが、何もかも自分自身で引き起こしたことだったんだと現在は理解できます。
しかし、当時は夫を責めることしか出来ませんでした。
「離婚して欲しい」
と言うのすら夫の優しさだったのに。
離婚して欲しいと言うことが優しさだと気付いたときの心境は下の記事を見てください。
離婚を言い渡しても優しい夫
離婚して欲しいと言われてからの私に対する夫の態度にはムラがありました。
今日はそっけないなと思っていたら、数日後は優しい対応だったり、LINEも事務的だと思っていたらスタンプを押してきたり・・・
ささいなことではありますが、夫自身もどのように私に接すれば良いか悩んでいる様子でした。
「離婚」と言ったのも夫の優しさなので、冷たく突き放すべきか悩んでいたのだと思います。
(もう少ししたらゆっくり当時のことを夫と振り返ってどのような心情だったのか、どんな意図があったのかちゃんと聞いてみたいと思っています。今はまだ怖くて聞けないのが本心ですが・・・。聞けたらブログに書きたいです)
冷たい日もあれば、たまに優しい素振りを見せる夫との家庭内別居状態が続いて約8か月が経った頃、私の誕生日がありました。
私の誕生日は世間が浮かれる日(冬の恋人の祭典)なので、外食産業もスーパーなどの食品を扱う店もとても賑わいます。
離婚を言い渡されたのだから今年の誕生日は、独りぼっちだろうなと思っていました。
自分のためにちょっと豪華な食事とケーキを用意しました。
念のために夫の分も用意して夜を待ちました。
夫には夕飯いる?と自分が誕生日だから帰ってきてなんてことは言わずに連絡しましたが、連絡も返ってこないし、家に帰っても来てくれない・・・
「ああ、やっぱり私たちもう駄目なんだろうな。ちょっぴり期待しちゃってたな」
と考えながら一人寂しく食事をしました。
ところが、いつもより少し早く(21時過ぎ)夫が帰ってきて、ちょっとしたオードブルと既成品のケーキを私に渡してきました。
世間が浮かれる日なので、どこにでもオードブルとケーキが売っているということもあって夫は閉店間際に買って帰って来てくれたみたいです。
「もう少しちゃんとしたケーキやご飯が良かったな・・・」
と一瞬考えてしまいましたが、その時は私の誕生日を覚えていてくれて、少しでもプレゼントを考えてくれたということが何よりも嬉しかったです。
「誕生日覚えててくれてありがとう。誕生日おめでとうって言って?」
と図々しくお願いして「おめでとう」という言葉をもらいました。
その後は一緒に食事して(私は既に少し食べてたけど・・・)、ケーキを食べました。
この調子なら年末年始は一緒にいてくれるかな♪なんて期待していたけれどそう上手くはいきませんでした・・・
元々優しいだけなのかもしれない
私の夫は元々優しい性格だから哀れみの感情で優しくしてくれていたのかもしれません。
それでもたまに見せてくれる優しさや気遣いが何よりも嬉しかったです。
その分冷たくされるとつらい気持ちも倍増しましたが、優しくしてくれるなら私のこと嫌いというわけではないんだろうなと思うことが出来ました。
誕生日にお祝いしてくれたことが私の記憶に色濃く残っているだけで、他にも優しいなと思うことはたくさんありました。
私が体調を崩すと心配してくれて、飲み物や食べ物を準備してくれたり、家事をしてくれたり・・・
「本当に離婚なんて考えているの?」
と思うほどでした。
元々の優しさからくるものもあるでしょうが、夫も離婚するかどうか相当悩んでくれていたんじゃないかと思います。
優しさがあるうちは諦めないほうが良いのではないかと思わせてくれました。
本当に離婚したければ、嫌われるような言動をとると思います。
優しさ(愛情)に気づいて受け取る
相手を思う気持ち(愛情)は優しさとなって相手に届くと思います。
夫婦、恋人、親子、友だちさまざまな関係の中に愛情はあります。
愛を持って接するから優しさが生まれるのだと感じています。
優しさがあるなら愛情は消えていない。
そして、その愛情を受け流してしまっては関係性が破綻してしまう可能性があります。
優しさ(愛情)を感じたらしっかり受け取って心で育むことで夫婦関係が円満になるのではないでしょうか。
例えば、相手に何かをしてもらったらなんと言いますか?もしくはどのような表情で応えますか?
- ごめんね/すみません/申し訳ない・・・謝罪
- ありがとう/うれしい/助かったよ・・・お礼
- 気づかない/気づいても知らないふり・・無視
関係が上手くいってない多くの人が1番のように謝罪してしまうと思います。
3番はあまりいないですよね。
相手からの優しさや愛情に対しては「ありがとう」と応えるのが今の所一番良いことなのではないかと思います。
私は謝罪をされるのが一番つらいです。
謝罪は相手に罪悪感を植え付けるし、自分にとっては上下関係を作って線引してしまうという作用があると考えます。
相手を思ってやった行動に対して、謝られてうれしい人はあまりいないですよね?
謝られてうれしいという人は、私が上だからとか偉いんだからとかいう支配的な思考なので、夫婦関係が上手くいくとは考えられません。
優しさ(愛情)はしっかり受け取って、受け止めること。
優しさ(愛情)を受け取らない人って「あの人は一人でやるから」とか、「あの人は放っておいて大丈夫だから」とか思われてしまいます。
自分も損をしてしまうことがあるので、謝罪は適度にお礼の言葉はしっかり伝えることが大切だと思います。
そして、私の夫はいつも謝ってばかりでした。
私に支配的な部分があったからです。
自分との向き合いの中、支配的な思考の原因がわかりました。
私自身が変わって、夫にも謝らなくて良いんだよということを伝え続けていたら、夫は「ありがとう」という言葉を多く使ってくれるようになりました。
お互いが罪悪感を感じる関係性のままでは、こんなに「ありがとう」という言葉が飛び交う夫婦関係は築けなかったと思います。
最後に
ただむやみやたらに「ありがとう」という言葉を発するのは、その言葉の深みをなくしてしまうので注意です。
しっかりと理由があってはじめて「ありがとう」という言葉が発生することが大事です。
しかし、心の中は別です。
生きててくれて「ありがとう」
結婚してくれて「ありがとう」
とにかく理由はないけど「ありがとう」
と思うのは自由ですよ。
心の中では理由がなくても「ありがとう」で良いです。
言葉にする時は、相手に伝わるように「○○してくれて、ありがとう。すごく助かったよ。うれしいよ」と何故ありがとうなのか伝わるようにしてみると相手の反応が変わるかもしれませんよ。
ここまで私の拙い文章を読んでくれてありがとうございます。
少しでもお役に立てれば幸いです。
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